「天使の恍惚」Ecstasy of The Angels
(1972若松プロ=ATG若松孝二)より
『ここは静かな最前線』(3:31)
またしても秋山道男であった。作詞出口出(足立正生)・作曲秋山道男。横山リエの横でギターも弾いている。デビュー当時の浅川マキを思わせる曲調と歌い方だと思う。マキさんはこんな拙い歌手ではないけれども。
歌の巧拙はともかく、横山リエが素晴らしい。正直言って映画自体は若松映画のうちでもつまらない作品のひとつだと思うが、横山が出ているというだけで価値がある。彼女のあまり数多いといえない作品を全部観たわけではないが、作品によってこれだけ違ったキャラクター・表情を見せてくれる女優さんも珍しい。映画デビュー作の「新宿泥棒日記」(1969大島渚)、本作、そしてジョニー大倉に殺される「遠雷」(1981根岸吉太郎)とあげていくと、とても同一人物とは思えない。
●横山リエのフィルモグラフィ
●秋山ミチヲのフィルモグラフィ
●秋山道男のフィルモグラフィ
●若松孝二のフィルモグラフィ
●若松孝二のフィルモグラフィ @ IMDB
●若松孝二 @ Wikipedia
●秋山未痴汚『ママ、ぼく出かける』
2008-01-07
横山リエ Rie Yokoyama 1972
Posted by thornhill / 2:11
Tags: 1970s, B: 美人女優 Japanese Beauties, C: 秋山道男 Michio Akiyama, D: 若松孝二 Koji Wakamatsu, FG: アートシアターギルド ATG, FG: 若松プロ Wakamatsu Productions, N: 日本 Japan
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