‘Celebration At Big Sur’(1971米dir. by Baird Bryant & Johanna Demetrakas)より “Woodstock” (4:58)
ジョニ・ミッチェルの捉えどころのなさは比類がない。不定形な怪物的アーテイストである。ジャズ寄りになった近年はややパターン化してきた感はあるが、凡百のエピゴーネンを寄せつけない独自性は際立っている。思い返せば、フォーク寄りで比較的フツーのメロディーを紡いでいるころから独特の変則チューニングのギターのバッキングを開発するなど、尋常なひとではなかった。
この『ウッドストック』のエンディングでの奇妙な唸りというかコブシにはやられました。オリジナルのスタジオ版(サード・アルバム‘Ladies of the Canyon’に収録)はもう少しおとなしかったように記憶しているのだが、どうだったろう。ジョニ・ミッチェルをまた聴き直してみようかな。
●ジョニ・ミッチェルのフィルモグラフィ
●ジョニ・ミッチェル @ Wikipedia
●Baird Bryantのフィルモグラフィ
●Johanna Demetrakasのフィルモグラフィ
●ビッグ・サーのC,S,N&Y
2 件のコメント:
昔、武満徹のエッセイを読んでいて、武満が米国に留学していたころ、まだ若かったジョ二・ミッチェルと交流があった、というようなことを書いていた、と記憶しています。tigertokyo
怠惰な当ブログにコメントいただきありがとうございます。
武満さんの本は何冊か読んだことがありますが、そのエピソードは初耳だと思います。いつごろのことなのだろう。デューク・エリントンに師事したいと言って本気にされなかったという話は有名ですけどね。
コメントを投稿