2007-08-01

Amos Milburn 1955

‘Rhythm and Blues Revue’ (1955 米 ジョゼフ・コーン&レオナード・リード)
より “Bad, Bad Whiskey” (3:29)



エイモス・ミルバーンといえば、1950年のヒット曲であるこの曲と「チキン・シャック・ブギー」(1948)が最も有名なレパートリー。とぼけたヴォーカルとブギー・ピアノが売り物だ。ブギ・ウギ・ピアニストの伝統に則り?、また自身の音域の関係からか、ほとんどすべての曲のキーがGなので、アルバムを通して聴くと少々あきるのがつらいところだ。

「バッド・バッド・ウイスキー」をはじめ“One Scotch, One Bourbon, One Beer,” “Let Me Go Home, Whiskey”などお酒をテーマにした曲が非常に多いのもこの人の特徴。最後のヒット曲が“Good, Good Whiskey”(1954)だというのも人を喰った話で、この無類の酒好きのせいかどうかはよく知らないが1980年に52の若さで亡くなっている。

「リズム・アンド・ブルース・レヴュー」には他にもルース・ブラウンやフェイ・アダムスなどが出演しているので後日紹介できればと思う。

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