「突然炎のごとく」 Jules Et Jim (1962 仏 フランソワ・トリュフォー)より
『つむじ風』 Le Tourbillon De La Vie (2:25)
ジャンヌ・モローの隣でギターを弾いているのがシラス・バシアック。『つむじ風』や「気狂いピエロ」でアンナ・カリーナが歌った2曲の作者である。
10代のころに観たジャンヌ・モローは怖いおねえさんだった。いや「黒衣の花嫁」(1968)を観たときはすでにおばさんだと思った。女優としての彼女には惹かれるところがなかったのだ。しかし歌声にはどこか忘れがたい味があってレコードやCDを4~5枚所有している。当時好きなフランスの女優はブリジット・バルドーで、彼女の性的魅力にはやられっぱなしでした。
いまでも若い頃のバルドーは大好きだが、動物愛護運動がらみで時折伝えられる近影には落胆させられてばかり。グズグズと顔やからだの線がくずれてきていて、年齢のとり方がよくないなあ。モローも婆さんになったけど、こちらは何というかいい年齢のとり方をしているのだろう。きりっとしてカッコいい。相変わらず怖そうだけどこっちも年とったせいか、きりっとした怖い婆さんにも魅力(エロス)を感じるようになりました。
2007-07-28
Jeanne Moreau 1962
Posted by thornhill / 15:34
Tags: 1960s, A: Jeanne Moreau, B: French Beauties, C: Cyrus Bassiak, D: Francois Truffaut, FG: Nouvelle Vague, MG: Chanson/French Pop, N: France
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