2007-08-12

Dizzy Gillespie 1946


‘Jivin' in Be-Bop’ (1947 米 レナード・アンダーソン, 
スペンサー・ウイリアムス)より “Groovy Man” (2:47)



‘Jivin' in Be-Bop’ (1947 米 レナード・アンダーソン, 
スペンサー・ウイリアムス)より “Salt Peanuts” (3:55)



ミュージシャンシップとエンターテイナー魂の結合というか、あるいは逆に大いなる乖離といったらいいのか、ディジー・ガレスピーもまたパーカーに劣らぬ変人であった。

ジョー・キャロルとの掛け合いヴォーカルなど、この手の試みはシリアスなジャズ・リスナーからの受けが悪かったせいか次第に少なくなっていってしまったのは残念だった。バップもできるエンターテイナーの道もあったのではないかと思われてならない。

ガレスピーのビッグ・バンドへのこだわりは晩年まで変わらなかった。彼の手がけたビッグ・バンド中、1946~1950年のいわゆる「第2期ガレスピー・ビッグ・バンド」は随一のバンドだった。ビッグ・バンド史上最もエキサイティングなバンドのひとつだと思う。メンバーもレイ・ブラウン、ケニー・クラーク、ミルト・ジャクソン、ジョン・ルイス等々豪華キャスト。この映画の少しあとでチャノ・ポソが加入してアフロ・キューバン・ジャズを繰り広げることになるのだが、それはまた別のお話。

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2007,9/18 “Salt Peanuts” を追加しました。

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