「ペ子ちゃんとデン助」(1950松竹・瑞穂春海)より
『買物ブギ』(3:52)
作詞:村雨まさを、作曲:服部良一となっているが、この「村雨まさを」は服部良一が作詞するときのペンネームなのである。よく話題になる「わしゃつ××で聞こえまへん」「これまため××で読めまへん」は単なるナンセンスで罪はないと思うのだがいかがだろうか。
この歌で思い出すのは相米慎二の「雪の断章」(1985東宝)で、ストーリーと全く関係がないシーンでこの歌がたしかフルコーラス使われたと記憶しているのだが、その後一度も観直していないのでちょっと自信がない。かなり変わった使い方だったが異様な迫力があって、映画のほかのシーンはほとんど忘れてしまったが今でもそのシーンははっきり憶えている。
2007-08-12
笠置シヅ子 Shizuko Kasagi 1950
Posted by thornhill / 16:31
Tags: 1940s, C: 服部良一 Ryoichi Hattori, D: 瑞穂春海 Shunkai Mizuho, MG: 歌謡曲 Kayokyoku/J-Pop, N: 日本 Japan, S: 笠置シヅ子 Shizuko Kasagi
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4 件のコメント:
さきに2回書こうと思ったがうまく書けなかったので削除しました。今回が正しいコメントです。
笠置シヅ子についてのトリビア。1980年ころに復刻された2枚組のアルバムは完全復刻だったそうだが、その後出されたものに関しては表現についてレコード会社が自己規制し、いわゆる「不適切な表現」について巧妙にカットしたり、修正して発売したというのは有名なはなしです。
私も修正済みのCDしか持っていません。もちろんそんなことになる以前にラジオ等で聴き知った曲ではありました。
こういう修正には基本的に反対です。放送等で音声をカットするのも本当はきらいなのだけれど、まあここは渋々譲るとしても、パッケージ商品であるCDやDVDを修正するというのはとんでもないことだと思っています。
「現在の基準に照らせば不適切かもしれないが、作品の歴史的価値を尊重してオリジナルのまま復刻した」云々の断り書きを入れれば全く問題がないと思っております。
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