ラベル 1980s の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 1980s の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2008-10-17

Sara Scuderi & Salvatore Locapo 1984

「トスカの接吻」 Il Bacio di Tosca (1984 伊・スイス, ダニエル・シュミット)
より 『リゴレット(第2幕4場)』 Rigoletto;Act 2, scene 4,
『トスカ(第2幕)』 Tosca;Act 2 (7:09)



2008-03-28

Wilhelmenia Wiggins Fernandez 1981

「ディーバ」 Diva (1981 仏 ジャン・ジャック・ベネックス)より
“L'air de la 'La Wally'”(4:48)



2008-03-13

Val Kilmer 1984

「トップ・シークレット」 Top Secret (1984 米・英 ジム・エイブラハムズ,
デイヴィッド・ザッカー, ジェリー・ザッカー)より
“Skeet Surfin'” (2:49)

「トップ・シークレット」 Top Secret (1984 米・英 ジム・エイブラハムズ,
デイヴィッド・ザッカー, ジェリー・ザッカー)より
“Tutti Frutti” (3:23)

「トップ・シークレット」 Top Secret (1984 米・英 ジム・エイブラハムズ,
デイヴィッド・ザッカー, ジェリー・ザッカー)より
“How Silly Can You Get,” “Spend This Night With Me ” (3:47)

「トップ・シークレット」 Top Secret (1984 米・英 ジム・エイブラハムズ,
デイヴィッド・ザッカー, ジェリー・ザッカー)より
“Are You Lonesome Tonight” (1:30)



2008-03-02

Three Amigos 1986

「サボテン・ブラザーズ」 Three Amigos (1986 米 ジョン・ランディス)より
“My Little Buttercup” (4:54)

「サボテン・ブラザーズ」 Three Amigos (1986 米 ジョン・ランディス)より
“Blue Shadows on the Trail” (3:07)

【おまけ】“The Ballad of the Three Amigos”を含むオープニング



2008-02-22

Jessica Lange 1985

‘Sweet Dreams’ (1985 米 カレル・ライス)より
“Crazy” (2:44)



2008-02-12

Brian Setzer 1987

「ラ・バンバ」 La Bamba (1987米ルイス・ヴァルデス)より
『サマータイム・ブルース』 Summertime Blues (1:46)



2007-10-07

Nastassja Kinski 1982

「ワン・フロム・ザ・ハート」 One from the Heart
(1982米フランシス・フォード・コッポラ)より
『リトル・ボーイ・ブルー』 Little Boy Blue (5:15)



莫大な製作費をつぎこみ、わずかな興行収益しかあげられなかった「ワン・フロム・ザ・ハート」。2,600万ドルの製作費(当時1ドル=240円ぐらいか)の大部分はスタジオ内にそっくり作りこまれたラスヴェガス・ストリップと砂漠のセットに費やされたのだという。

プチ「呪われた映画」とでもいうべきこの作品、実は嫌いではない。少なくとも「コットンクラブ」(1984)の100倍ぐらいは好きだといっておこう。そりゃケチをつければいくらでもつけられると思う。曰く「ヴィットリオ・ストラーロのカメラがベルトルッチ作品ほどよくない」とか「トップ・ロールの2人(フレデリック・フォレストテリ・ガー)が魅力的でない」とか何とか。でもそんなの関係ネエ、とはいわないがトム・ウェイツの音楽とナスターシャ・キンスキーの美しさがそんな欠点を覆い隠していはしまいか。

トム・ウェイツ、実は苦手である。近年の、ビーフハートをただ汚くしただけのような歌声も、デビュー当時のうらぶれた街の吟遊詩人風もともに違和感があるのだが、この映画の音楽には素直に入り込めた。

サントラ盤にはウェイツが歌ったヴァージョンが収められている『リトル・ボーイ・ブルー』は、女優さんにはちとむずかしい歌だったかもしれない。吹き替えに関する情報は見つからなかったので、素人っぽさを露呈している弱々しい声はまぎれもなく本人のものだと思うのだが。

ところで同じシーンを3ヴァージョン収録したこのクリップは、DVDの特典映像か何かなのだろうか。映像のオプティカル処理も音楽のアレンジも(ヴォーカルのテイクもかな?)少しずつ違うのだが、公開ヴァージョンは最初のやつだったろうか。

………………………………………………………………………………………

(2007.10.16追記)映像が削除されてしまいました。またアップされたら拾ってきましょう。

●ナスターシャ・キンスキーのフィルモグラフィ
●フランシス・フォード・コッポラのフィルモグラフィ
●トム・ウェイツのフィルモグラフィ
●ヴィットリオ・ストラーロのフィルモグラフィ

2007-09-17

Clint Eastwood 1982



Uploaded by seidrik
「センチメンタル・アドベンチャー」Honkytonk Man (1982米クリント・
イーストウッド)より “When I Sing About You”(1:46)



Uploaded by hoel6128
「センチメンタル・アドベンチャー」Honkytonk Man (1982米クリント・
イーストウッド)より “Honkytonk Man”(1:02)

「センチメンタル・アドベンチャー」Honkytonk Man(1982米クリント・
イーストウッド)より “Honkytonk Man”(3:52)



今でこそ偉大なる映画作家クリント・イーストウッドということになっていて、人は彼の近作を安心してほめることができるけれども、80年代半ばまでのイーストウッドは「ダーティー・ハリー」役者(だけの人)と認識する向きが大半を占めていた。

本作などは東京ではロードショー公開されず、地方(沼津、宇都宮)で2本立て興行の1本として封切られた。その後名画座にかかる回数も少なかったと記憶している。そのせいか劇場で本作を見た人が比較的少ないようだ。イーストウッドが劇中で死んでしまう数少ない映画の1本で、個人的には彼の作品でベスト3に入る名作だと思うのだが、この映画をそこまで買っている人は少数派のようだ。

アル中で肺結核の売れない歌手という設定で、歌のおぼつかなさを誤魔化したと取る向きもあるようだが、それははっきり誤解だと言っておこう。イーストウッドは若いときから音楽家志向があって、ピアノの腕前などはなかなかのものだし、歌の吹き込みも結構ある。たしかに一流歌手と比べると特筆すべき魅力はないのだが、技術的には70年代のあまり歌の上手くないシンガー・ソングライター程度には歌える人だと思う。

Clint Eastwood.Net のRecordings という頁で彼のレコードが20曲ぐらい聴けるから是非聴いてみてほしい。

ジュークジョイントで歌う“When I Sing About You”は誰の曲か知らないけど、素朴でイイ感じの曲だ。ここでは発作も起きずに最後まで歌い終えている。店の外で座って聴きながら口ずさんだり、ギターのコードを押さえる真似をしている少年は、劇中では甥っ子、実際は息子のカイル・イーストウッド
(当時14歳)。その後何本かの映画出演を経て、現在はプロのミュージシャン(ジャズのベーシスト)となり、親父の映画の音楽を手がけたりしている。余談だが、イーストウッドは本作製作にあたってギブソン社に特注でギター2本を作らせたそうだ。映画撮了後は、親父が1本、息子が1本所有していて今でも弾いているらしい(息子談)。

映画のタイトル・ソング“Honkytonk Man”。上はカントリー・ミュージックの桧舞台「グランド・オール・オプリー」が収録されていたライマン劇場でのオーディション。下の映像はナッシュビルでのレコーディングだ。残念ながら台詞がドイツ語吹き替えのものしか見つからなかった。レコーディングの途中で発作を起こして歌えなくなってしまうのだが、途中で歌を引き継ぐのが『エル・パソ』などのヒット曲で知られる伝説的カントリー歌手マーティ・ロビンスだ。皮肉なことにロビンスは撮影後まもなく心臓発作でこの世を去ってしまう。完成した映画を観ることもなかったと伝えられている。享年57であった。