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2008-01-06

章 子怡 (チャン・ツィイー) & オダギリジョー Zhang Ziyi & Joe Odagiri 2005

「オペレッタ狸御殿」 Princess Raccoon (2005日本ヘラルド映画=
松竹・鈴木清順)より 『恋する炭酸水』(2:54)



大和屋竺の弟子で長年「東映不思議コメディーシリーズ」(CX系)の脚本を書いてきた浦沢義雄が、この映画のシナリオを手がけていて、全体を覆うムードは完全に「浦沢ワールド」。音楽は、大島ミチル(映画「釣りバカ日誌」、NHK「純情きらり」など)とムーンライダーズの白井良明が担当。白井は狸楽団の一員として出演もしている。

『恋する炭酸水』は、浦沢作詞・大島作曲のなかなかの佳曲。この曲以外にも面白い曲があるので、サントラは中古で見たら買いかもしれない。

●チャン・ツィイーのフィルモグラフィ/Wikipedia
●オダギリジョーのフィルモグラフィ/Wikipedia
●鈴木清順のフィルモグラフィ/Wikipedia

2007-08-04

美空ひばり・フランキー堺 Hibari Misora with Franky Sakai 1954

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「七変化狸御殿」 Shichi-henge Tanuki Goten (1954 松竹 大曾根辰夫)より
曲目不明(3:41)


美空ひばりがわからない。人は彼女を天才だという。たしかに歌はうまいのだろうと思う。そりゃ好きな曲だって少しはある。『リンゴ追分』『ロカビリー剣法』たしかに結構な曲である。

「天才は作品の質だけでなく、その量をもっても他を凌駕していなければならない」という論法をもってすれば、美空ひばりの「量」は文句なしだと思うけど、その「質」には大いに疑問ありだ。「たとえその歌詞が電話帳を読み上げたものだとしても人を感動させうる」と評されたビリー・ホリデイに比べるのは酷かもしれないが、ひばりさんは楽曲そのものが駄目なときに歌唱だけで人を感動させるだけのものを残念ながら持っていないと思う。

そういうわけでこの映画「七変化狸御殿」での彼女の歌はつまらないと思う。ドラマー・フランキーの能力の片鱗を見るべきクリップなのだろう。美空ひばり研究はもう少し続くと思います。期待しないで待っててね。