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2008-03-11

2008-02-16

Gene Vincent 02(1962~1963)

‘It's Trad, Dad!’ aka Ring-a-Ding Rhythm!
(1962 英 リチャード・レスター)より “Spaceship to Mars” (1:22)


‘Live It Up!’ aka Sing and Swing (1963 英 ランス・コムフォート)より
“Temptation Baby” (1:53)



2008-02-12

Gene Vincent 01(1956~1958)



Uploaded by Gatorrock784

「女はそれを我慢できない」 The Girl Can't Help It
(1956米フランク・タシュリン)より “Be Bop A Lula” (1:51)


‘Hot Rod Gang’ aka Fury Unleashed (UK)
(1958 米 ルー・ランダース)より “Dance In The Street” (2:11)

‘Hot Rod Gang’ aka Fury Unleashed (UK)
(1958 米 ルー・ランダース)より “Baby blue” (2:28)



Brian Setzer 1987

「ラ・バンバ」 La Bamba (1987米ルイス・ヴァルデス)より
『サマータイム・ブルース』 Summertime Blues (1:46)



2008-02-11

Eddie Cochran 1956~1959

「女はそれを我慢できない」 The Girl Can't Help It
(1956米フランク・タシュリン)より “Twenty Flight Rock”(2:02)



‘Untamed Youth’ (1957米ハワード・W. コッチ)より
“Cotton Picker”(2:07)



‘Go, Johnny, Go!’ (1959米ポール・ランドレス)より
“Teenage Heaven”(2:10)




2008-02-10

坂本九 Kyu Sakamoto 1960

「すべてが狂ってる」The Madness of Youth (1960日活・鈴木清順)より
曲目不明(1:50)



2008-02-05

Bob Luman with James Burton 1957

‘Carnival Rock’(1957米ロジャー・コーマン)より
“This is the Night”(1:33)

‘Carnival Rock’(1957米ロジャー・コーマン)より
“All Night Long”(1:06)

‘Carnival Rock’(1957米ロジャー・コーマン)より
“The Creep”(1:13)



2007-10-16

The Johnny Burnette Trio 1956

‘Rock, Rock, Rock’ (1956米ウィル・プライス)より
“Lonesome Train” (2:25)



アラン・フリードのMC付。ジョニー・バーネット(v,ag)とドーシー・バーネット(b)の兄弟に友人のポール・バーリソン(eg)というサン・レコード時代のエルヴィスと同じ編成だが、別名The Rock and Roll Trioを名乗るように、よりワイルドというかロックっぽい。ネオ・ロカ時代になってから彼らに対する評価が高まってきたのがとても納得できる。

バーリソンのギターがいい。メンフィス時代のハウリン・ウルフとも親交を持ち、一緒に演奏したこともあると伝えられるが、どこかウルフのギタリストたち(ヒューバート・サムリンやジョディー・ウイリアムス、とりわけウイリー・ジョンソン)を想起させる音色・フレージングを持っている。しかし、イントロやリフなどを聴くとカントリー/ロカビリーのノリと音階だなあと思う。

現在ではロカビリーのパイオニアと呼ばれてリスペクトされている彼らだが、商業的には全く報われず、バーネット兄弟の喧嘩が絶えることはなかった。そのせいで映画撮影当時のベーシストはエルヴィスのバンドで有名なビル・ブラックの弟ジョニー・ブラックがつとめている。1957年には解散し、その後ジョニーはソロ・アーティストとして成功するわけだが、トリオ時代のワイルドさは格別だと思う。CD1枚でトリオ時代の全音源が聴けるのでベアファミリー盤をおすすめします。

●ジョニー・バーネットのフィルモグラフィ

2007-09-14

Elvis Presley 1958 vol.2



Uploaded by Discodandan
「闇に響く声」King Creole (1958米マイケル・カーティス)より
『トラブル』Trouble (1:53)

「闇に響く声」King Creole (1958米マイケル・カーティス)より
『ヤング・ドリームス』Young Dreams (2:13)

「闇に響く声」King Creole (1958米マイケル・カーティス)より
『ざりがに』Crawfish (2:07)



Uploaded by gotti57
「闇に響く声」King Creole (1958米マイケル・カーティス)より
『ディキシーランド・ロック』Dixieland Rock (1:47)



『トラブル』:ジェリー・リーバーとマイク・ストーラーのコンビによる曲。個人的にはエルヴィスの曲の中でもベスト5に入るほど好きな曲だ。マディ・ウォーターズの曲を思わせるリフとワン・コードで押すAメロ。ブルースになり途中でアップテンポに変わるBメロ。エルヴィスのエキサイティングな歌唱。素晴らしい。内田裕也がブルー・コメッツをバックにしたカヴァー・ヴァージョンもカッコいいです。
『ヤング・ドリームス』:のちにジーン・ピットニーのマネージャーを経て音楽業界の大物になるアーロン・シュローダーとマーティン・カルマノフという人が書いた曲。2ビートでバウンスするミディアム・テンポを基調としたバラード的な曲。
『ざりがに』:フレッド・ワイズとベンジャミン・ワイズマンのコンビの曲。映画冒頭でザリガニ売りの黒人女性歌手キティ・ホワイトとエルヴィスが掛け合いで歌う曲。南部ムードが横溢していて、トニー・ジョー・ホワイトが歌ってもおかしくないスワンピーでソウルフルな曲だ。渋い。
『ディキシーランド・ロック』:クロード・デミトリアス(「冷たい女」の作者)とロイ・C・ベネット(「ニュー・オーリンズ」の作者)のコンビによる曲。シャーリー&リーあたりのニュー・オーリンズR&Bをほうふつさせるリズム・パターンで始まり典型的なエルヴィス調のR&Rが展開される佳曲。

なお「冷たい女」「訳はゆるして」「さらばハイスクール」の3曲は諸般の事情により取り上げませんでした。ご容赦下さい。

2007-09-13

Elvis Presley 1958 vol.1

「闇に響く声」King Creole (1958米マイケル・カーティス)より
『キング・クレオール』King Creole (2:07)

「闇に響く声」King Creole (1958米マイケル・カーティス)より
『ニュー・オーリンズ』New Orleans (1:57)

「闇に響く声」King Creole (1958米マイケル・カーティス)より
『君と生きる限り』As Long As I Have You (1:43)

「闇に響く声」King Creole (1958米マイケル・カーティス)より
『ラヴァー・ドール』Lover Doll (2:08)



「監獄ロック」(1957)に続く第4作目(主演第3作目)の映画。エルヴィス自身が最も好きだった作品とも伝えられている。エルヴィス映画で唯一鑑賞に堪える映画と評する人もいるが、エルヴィス映画を全て観たわけではないのでそこまではわからない。しかし、音楽的にはなかなか充実した作品ではないかと思う。

ニューオーリンズを舞台としたストーリーということで、ディキシーランド・ジャズっぽい味付けを施すなど若干の冒険的と言えなくもない試みもしていて、なかなか聴かせる。それよりも問題なのは、入隊前の最後の作品だということである。

一般的に除隊後のエルヴィスは駄目説が根強くある。軍隊が彼から反抗的なイメージを拭い去ってしまったというもっともらしい俗論。マネージャーのパーカー大佐がエルヴィスを契約によってハリウッドに釘付けしてしまったため、音楽的な発展性を阻害されてしまったという同情論。それにも関わらず60年代にも「天才エルヴィス」はイイ仕事も残してるよというお宝埋蔵論。いずれかを是とする、あるいは新論を立てる力量を持たぬので判断は留保するが、軍隊への入除隊がターニング・ポイントになったというのは確かなのだと思う。


『キング・クレオール』:『監獄ロック』や『ハウンド・ドッグ』(オリジナルはビッグ・ママ・ソーントン)の作者ジェリー・リーバーとマイク・ストーラーのコンビによる曲。セカンドラインを高速にしたようなビートが面白い。おそらくスコティ・ムーアが弾いているであろうリード・ギターをエルヴィスが弾いてるような演出はちょっと興ざめ。ジョーダネアーズのコーラスがこの曲にはハマっている。
『ニュー・オーリンズ』:『ブルー・レディに赤いバラ』の作者で知られるシド・テッパーとロイ・C・ベネットのコンビの曲。ホーンがディキシーランド・ジャズしている。
『君と生きる限り』:フレッド・ワイズ(作詞)とベン(ジャミン)・ワイズマン(作曲)コンビのバラード。ベンジャミンはボビー・ヴィーの『夜は千の眼を持つ』で知られた作曲家。ファンには人気の高い曲らしい。
『ラヴァー・ドール』:ウェイン・シルヴァーとアブナー・シルヴァーのコンビの曲。この2人については何も知らないが、ちょっと面白い曲だと思う。Aメロが循環コード(ガーシュインの『アイ・ガット・リズム』の進行)なので古い世代の作曲家なのだろうと思うが、Bメロ(サビ)で50年代後半当時の当世風になるという構造になっている。エルヴィスの鼻歌風の力の抜けたヴォーカルもイイ湯加減。(vol.2に続く)

2007-08-19

内田裕也 Yuuya Uchida 1966


「クレージーだよ奇想天外」(1966東宝・坪島孝)より
『俺のハートは3333万3330℃』(3:32)



クレージーキャッツ映画で唯一谷啓主演の作品。SFコメディで谷が演じるのは宇宙人ミステイク・セブン。ダニー・ケイの「虹を掴む男」(1947)と手塚治虫の「W3(ワンダー・スリー)」(1965)を混ぜ合わせたようなプロットであった。小学生のときに観て非常にショックを受けた作品なので、観直してとんでもない愚作だったらどうしようかという思いからあえて観ないようにしていたのだが、10年ほど前に観直したところ現在でも鑑賞に耐えるなかなかの佳作だったのでホッとした。

劇中歌では、谷啓の『虹を渡ってきた男』という歌が好きで映像があれば取り上げたいところなのだが、またの機会に譲ることにして、若き内田裕也の歌である。軽佻浮薄にバンドマン用語を多用する、チンピラ上がりの遅れて来たロカビリー歌手が裕也さんの役どころ。なかなかキャッチーな佳曲で、歌詞の大げさなところが裕也さんにピッタリで笑わせる。クソまじめなロックなんてお呼びじゃないよ。ロックはこうでなけりゃいけません。