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2008-03-26

ザ・スパイダース The Spiders 1968

「思い出の指輪」 Omoide no Yubiwa (1968 松竹・斎藤耕一)より
『あの時君は若かった』 Anotoki Kimi wa Wakakatta (2:27)



2008-03-19

ザ・タイガース The Tigers 1968

「ザ・タイガース 華やかなる招待」 (1968 東京映画・渡辺プロ=東宝,
山本邦彦)より『シーシーシー』 (3:20)

「ザ・タイガース 華やかなる招待」 (1968 東京映画・渡辺プロ=東宝,
山本邦彦)より『君だけに愛を』 (2:32)

「ザ・タイガース 華やかなる招待」 (1968 東京映画・渡辺プロ=東宝,
山本邦彦)より『廃墟の鳩』 (2:15)

「ザ・タイガース 華やかなる招待」 (1968 東京映画・渡辺プロ=東宝,
山本邦彦)より『青い鳥』 (3:41)



2007-09-15

ザ・ダイナマイツ The Dynamites 1968

「ケメ子の唄」(1968松竹・田中康義)より
『ユメがほしい』(0:43)



1968年に流行った『ケメ子の歌(唄)』にあやかってできた映画。GS映画というよりも「歌謡映画」といったほうがあたっているかもしれない。主演の小山ルミ扮するケメ子がゴーゴー・コンテストに出場しているシーンで、山口富士夫率いるザ・ダイナマイツが演奏をつとめている。GS研究家の故・黒沢進氏はザ・ダイナマイツを「2大R&Bバンド」のひとつと位置づけていた(もう1つはボルテイジというGS)。デビュー・シングル『トンネル天国』に続く第2弾『ユメがほしい』は、橋本淳作詞・すぎやまこういち作曲の凡庸な曲で、Bメロの最後はまるで『ブルー・シャトー』だ。

このクリップには出てこないが『ケメ子の唄』を歌ったジャイアンツが映画に出演している。そもそも『ケメ子の歌』を先に出してより多くヒットしたのはダーツというグループなのだが、なぜか後追いのジャイアンツの『ケメ子の唄』で松竹は映画をつくったのであった。

ところで作者不詳だというこの『ケメ子の歌(唄)』そのものが、フォーク・クルセダーズの『帰ってきたヨッパライ』を真似て早回しヴォーカルをフィーチャーした(このアイデアそのものは米のチップマンクスからだろう)二番煎じ・三番煎じのものなのであった。

2007-08-17

モップス The Mops 1968

「星影の波止場」(1968日活・西村昭五郎)より
『朝まで待てない』『ベラよ急げ』(2:07)
「こわしや甚六」(1968松竹・市村泰一)より『ベラよ急げ』(2:26)



今年亡くなった先人2人への鎮魂歌。モップスのリード・ヴォーカル鈴木ヒロミツと作詞家・阿久悠。『朝まで待てない』は阿久悠の最初のヒット曲だ。いわゆる出世作というやつだろう。作曲は『朝まで待てない』が村井邦彦で『ベラよ急げ』は大野克夫。

『朝まで待てない』の歌詞世界はグラス・ルーツが歌い、日本ではテンプターズがデビュー曲のB面でカヴァーした『今日を生きよう』(日本語詞:なかにし礼)を参考にしたと思しい。2人称に「君」とか「貴女」とかを多用していたGSの歌詞において「お前」というワイルドな2人称の使用が新鮮だった記憶がある。

もっともテンプターズはすぐに「君、貴女」の世界に転向し、「お前」を通せたのはモップスなど少数派であったと思う。鈴木ヒロミツ氏のパーソナリティゆえであろう。お二人のご冥福を改めてお祈りしたい。